NPO団体『フリージア』ニート・ひきこもり・不登校相談支援室

親の会やカウンセリングを通して 当事者さんとご家族の相談支援を行っています


3月の親の会は3月1日(日)10 時 から12 時半です
詳しくは次回の親の会をご覧ください


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当事者の話に耳を傾ける

「ひきこもり」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか。

もしかすると、コミュニケーションが苦手で、無口で暗い人、という印象があるかもしれません。

しかし、彼らの中には、当然のことですが、話すのがとても苦手という人もいれば、反対に話すのが大好きという人います。

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話すのがとても苦手という人たちは、例え自分が話していても、誰かが話し始めると、すっと自分は話を引っ込めてしまったりします。

それがいつものことになっていると、いつの間にか回りもそんなものだと思ってしまい、彼らの飲みこんだ言葉に思いを馳せることを忘れてしまいます。

しかし、話すのが苦手な彼らが語ってくれる言葉は、彼らを理解するためにもとても貴重なものですから、彼らが話し始めたら、先ずは言葉を挟まず、彼らの語りに最後までじっくりと耳を傾けてください。

「言葉を挟まず」というのは、親はついつい励ましたりアドバイスをしたくなったりするものなので、実はなかなか難しいことなのです。

ですので、彼らの言葉を聞くというより、彼らの心に耳をすますという気持ちで、聞いてみてください。

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一方、話すのが好きな人であっても、彼らのコミュニケーションスキルはまだ洗練されているとは言えないことも多く、彼らは相手の話しを聞くことよりも、自分が話すことに夢中になってしまうところがあります。

話の内容も自分の興味や関心が中心になっているので、聞かされる方はうんざりしてしまうことも少なくないかもしれません。


でも、最初からコミュニケーションの上手な人なんていないのです。

ソーシャルスキルトレーニングという言葉を耳にされたことがあるかもしれませんが、コミュニケーションは才能ではなく、誰でもが習得できる技術なのです。


例えば、小さい子どもは、自分の興味や関心を思いつくままに夢中で親に語って聞かせてくれます。

親は、その話に耳を傾けながら、適切な相づちを打って、子どもの話を整理していくのです。

子どもが少し成長すると、親は時には、自分の意見や感想もこの相づちに組み込みながら子どもの話を聞いていきます。


こんなふうにして、子どもは人の話を聞くということを体験していくのではないでしょうか。

こんなことが、コミュニケーションの最初の段階ではないかと思います。

ニート・ひきこもりの人たちは、人と接する機会が少ないため、コミュニケーションの能力が低いというよりも、まだ初心者であることも多いのだと考えてみてください。

そして、そのことを踏まえて、先ずは彼らの話に耳を傾けるところからはじめてみてください。



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